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デイサービス長老大学のブログ

高齢者が若者を支える。高齢者と共に未来を創る。逆支援型デイサービス 長老大学 のブログです。

「社会人」という言葉を使わない。長老大学人事考課チェックシートのこだわり。

秋ごろから、雇用管理の講習に通っていました。
私は元来は一人自営業の鍼灸マッサージ師なので、雇用管理はわからないことばかりです。 

 

講習の課題として「人事考課のチェックシートをつくる」というものがありましたので、提出した人事考課チェックシートを公開します。

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「社会人」という言葉を使わない。

正直、「助成金」目当て(労務管理の仕組みを整えるともらえる助成金があります。)の気持ちで参加した講習ですが、キャリアパスや人事考課の仕組みを考えることは長老大学のありかたを考えなおす、思いがけないほど大きな良い機会となりました。

 

例えば、多くの人事考課テンプレートにある「社会人として」という評価項目。
今まで何気なく使ってきた言葉ですが、長老大学の人事考課では使わないと決めました。

 

笑顔で挨拶できることは長老大学のスタッフに求められる能力ですが、それができないといって「社会人として不適切」と評価することは「福祉職として」適切ではないと考えました。

 

社会には様々な事情で、コミュニケーションがうまくない方も大勢おられます。
認知症などの理由により笑顔で挨拶することの難しい利用者さんも大勢いるわけで、そうした方々と共に生きる社会を創ることもデイサービス長老大学の仕事のひとつです。

 

長老大学人事考課チェックシートのこだわり。

その他、職員から職場環境を評価する項目を設けたり、自分で評価項目を付け足したり、管理者以外にも自分で評価者を自由に選べる仕組みも作りました。

ダブルワークのスタッフも多いので、体調管理の項目を。
介護未経験者も歓迎している長老大学では、優秀でホスピタリティあふれる人材ほど過剰介護になりがちなことから、自立支援への理解も項目に加えました。

 

ブログに公開すると思って読み直すと、まだまだ直したい所がでてきます。
共に参加した他の事業所のチェックシートも大変勉強になりました。

 

まだまだ不完全な暫定版ですので、スタッフや利用者さん達の意見を聞きながら改良を重ねたいと考えています。

 

介護労働者の雇用管理総論―「モデル就業規則」付 (介護労働者雇用管理シリーズ)

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